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うちのホームページはどーなってるんだ!
Vol.011 発行/2002.12.12
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▼ ウェブページとキーワード 第4回
「キーワードを使ったホームページの作り方(3)」
筆者/石井研二
1週あいてしまいました。失礼いたしました。
相変わらず長いですが、今回と次回は非常に重要な内容なので、本文の書き方な
ど、しっかり把握してください。
前回は効果的なキーワードのテクニックとして
1)ページタイトル
2)見出し
3)サマリー
4)本文
5)リンク
の5種類のうち、(1)のページタイトルについて、作文の方法などをご紹介し
ました。
今回はいわゆる本文部分に入って、(2)見出し、(3)サマリー、(4)本文
について考えていきましょう。
● 見出し
これは前回の「ページタイトル」とは違い、実際にページを見る人に提示される
見出しです。「かっこいいデザイン」ということを考えれば、見出しぐらいは文
字を画像にしてきれいに見せよう、と思うところですが...
サーチエンジンは画像になった文字を認識できない、と覚えてください。どんな
にデザインの名人が読みやすく作った文字画像でも、画像であれば文字と見てく
れないのです。
Yahooなら、登録申請すると人が目で見てどんなホームページか確認しながらイ
ンデックスを作ってくれますが、自動巡回プログラムが自動的にサイトの内容を
持ち帰ってデータベースに登録するタイプのサーチエンジンは、ここにまず注意
が必要です。
このタイプは、GoogleやLycos、gooにInfoseek...。一言でいえばYahoo以外はほ
とんどこのタイプと言っていいでしょう。サーチエンジンが画像になった文字を
扱えないことは、ご存知の方が増えてきました。
ただ、実際にすべての見出しを把握するのはなかなか大変です。制作をアウトソ
ーシングしていると、ライターからデザイナーへデータが渡り、あっと言う間も
なく見出しは画像になってしまいます。
あるホームページは、最初からこの言葉を重視して作ろうとしてこられました。
ところが、出来上がってみると全然サーチエンジンに認識されない。よく見てみ
ると、サイト上にあるその言葉はすべて見出しに含まれており、それはすべて画
像になっていた...
印刷物の世界で上手いライターさんほど、言葉がダブるのを嫌います。見出しで
一度使った文言が、すぐその下の本文にくり返されるのは野暮。
しかし、見出しを画像にするなら、ぜひともその野暮をやらなければ、結果に確
実に響きます。ホームページの上手いライターとは、くどくないように言葉を重
ね、同義語をバランスよく使って、さまざまな検索ワードに対応できるように書
くのです。
では、続いて本文のお話にしましょう。
● 本文
企業ホームページの文章は何に似ているでしょう? 文学ではありません。雑誌
でもありませんね。むしろ新聞やテレビのニュースの文体に似ています。
「今日未明、東京都世田谷区の住宅街で火事があり、木造2棟を全焼して、2人
が重軽傷を負いました」と最初に必要なことを全部言ってしまう、お馴染みのス
タイルです。このあと一息おいて、
「18日午前3時頃、東京都世田谷区A町の住宅密集地で火事があり、消防車15台
が出動、火は1時間ほどで消えました。この火事で...」
と少しずつ言い換えたり、情報を追加しながら詳しく説明するのです。
見ている人は、最初の1文でだいたい把握できているので、映像もゆっくり眺め
られますし、次の長い文章も頭に入りやすくなっています。
新聞もそうです。見出しとその横のリードと呼ばれる短文を読めばほとんど分か
る。そこだけ次々に読むと短時間で世の中の動きがざっとつかめる、という感じ
ですね。
ホームページの文章はさすがに新聞やテレビの事故報道みたいに無味乾燥にする
ことはありません。ただ、興味をひく構造は変わりません。
▼ 見出しを画像にする場合の本文の書きだし
見出しはデザインの核となる要素の1つでもありますし、これはやはりどうして
も画像で行くのだ、という結論もあるでしょう。
ただ、大切なキーワードになるはずの言葉が全部見出しに含まれていて、本文の
中に使われていなかった。結果、そのキーワードは全部画像になっていて、サー
チエンジンに全く認識されていなかった...
笑い話のようですが、非常によくある話なのです。
プロのライターに頼めば大丈夫かというと、実は上手な人ほど、こういうことに
なりがちです。というのは、プロのライターは「見出しに使った文言を、すぐ下
の本文で繰り返して使うのはヘタクソのやること!」というしつけを受けて育つ
からです。一般の文章でそういうことをやると、どうしてもくどく感じられてし
まいます。
しかし、ウェブでは、見出しが画像になる場合には、サーチエンジンに文字とし
て認識されないために、わざと重要キーワードをダブらせて使用しなければなり
ません。雑誌風に書くと、次のような具合です。
見出し「アクセスログ解析サイトグラムの特徴とは?」
本文 「今、トップ以外のページからサイトを訪れる人が増えているのをご存知
でしたか? こうしたサイトアクセスの実情を知り、効率良くサイト運営をして
いただくために生まれたのが『サイトグラム』です。...」
こうすると、自然な文章になりますが、もし、「ログ解析」という文言をキーワ
ードとして重視するなら、この書き方だとサーチエンジンに認識されないのです。
● サマリー
サマリーとは、論文の始めについているような「要約」のことです。新聞記事で
大きな見出しの横にある「リード」のようなもので、ここを読めばだいたいペー
ジの内容が把握してもらえるものです。
ホームページでも昔から、長い文章を掲載したページには先頭にその要約を置い
て、だいたいの内容紹介をし、興味ある人だけが本文を読めるようにワンクッシ
ョンおくためのものとして使ってきました。
これは本文テキストと区別するために太字タグ(<B>や<STRONG>)を使って表記
することが多いのですが、これがサーチエンジンに掛かりがいいのです。
なぜ掛かりがいいかを整理すると、
1)テキストである。
2)一番上にある文字要素なので、サーチエンジンに重視される。
3)太字なので、これはこのサイトがとても大切にしている内容だ、と
サーチエンジンが判断する。
4)ページ内容を圧縮したものなので、キーワードが濃縮されている。
といった理由です。しかも、短い文で分かりやすく表現されているので、いざサ
ーチエンジンの検索結果としてその一部が表示されたとき、検索者に内容が伝わ
りやすく、クリックされやすい。
Googleなどで検索すると、わけの分からない紹介文になっているサイトがよくあ
りますが、あれだとクリックする気がうせたりします。サマリーをしかり作って
おけば、検索者にも、実際の来訪者にも利便性の高いページとなりますので、ぜ
ひご活用ください。
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見出しと本文。ホームページを構成する最も重要な要素です。
これをしっかりキーワードを含むように書いておけば、検索対応は非常に
良くなります。
次回は、いよいよ、5)リンク、のお話です。
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【筆者プロフィール】
石井研二(いしい・けんじ) 61年生まれ。有限会社いなかどっとコム代表。
95年から企業ウェブ構築/リニューアル、効果分析で実績を残す。
アクセスログをエクセルで読むのが趣味。
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