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うちのホームページはどうなっているんだ!

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うちのホームページはどーなってるんだ!

Vol.012                       発行/2002.12.26
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▼ ウェブページとキーワード 第5回
 「キーワードを使ったホームページの作り方(3)」
                             筆者/石井研二

前2回にわたって、実際にウェブページにキーワードを入れるというのはどうす
るのか、見てきました。

今回はシリーズの締めくくりで、実は一番知られていないリンクとキーワードの
ポイントです。


■ リンクのテキストは重要!

昔は、「詳しくはこちら」というリンクテキストが主流でした。<こちら>にだ
けリンクがはってあって青くなっているパターン。しかしこれは、今の検索エン
ジンの仕組みからすると非常に不利です。

よく引き合いに出される例ですが、Googleで「18歳未満」というキーワードで
検索すると、Yahoo!Japanのトップページが紹介されます。Yahoo!Japanのトッ
プには18歳未満なんて文言があるわけじゃないのに、どうしてか?
(今、Yahoo!に行ってみると、トピックスに偶然その文言がありましたが...)

これは、世の中のたくさんのアダルトサイトが、「18歳以上の方はこちらのボ
タンを押して、ご入場ください」「18歳未満の方はこちら」というボタンをト
ップページに置いており、18歳未満の人を他へ飛ばすために、未満のボタンを
押すとYahoo!に行くようにしているのです。

Yahoo!でなければならない必然性は全くないのですが、なぜかみんなそうして
いる。

すると、Googleのロボット(クローラーと呼びます)は、「あ、18歳未満とい
うとYahoo!なんだな」と認識する。いわゆる「代名詞」というヤツですね。

ちなみに、2位は「Yahoo!モバイル」、3位が「Google」自身で、4位に
「goo」が入っています。全部この代名詞リンクの効果ですね。


サーチエンジンのクローラーはリンクテキストを重視している。そう考えてくだ
さい。これはサイト内のリンクにも有効です。

サイト内のリンクで「代名詞」を作りましょう。例えば、サラダに適したツナ缶
があるとします。サイト内の全ページから、

「サラダにぴったり、ヤマダのツナ缶」

というテキストで、この商品コーナーのトップページへリンクをはりましょう。
そうすれば、このコーナートップのページは、「サラダ」「ヤマダ」「ツナ」
「缶」の代名詞ページとなるわけです。


■ 再浮上するテクニック「パンくずインターフェイス」

Yahoo!のトップページを見てください。ここでディレクトリのトップに「芸術と
人文」というカテゴリがありますね。その左端に「写真」というのがありますか
ら、これをクリックしてみてください。

すると、表示されたページには、一番上にYahooのロゴ、次にバナー広告があっ
て、その次に

ホーム > 芸術と人文 > 視覚芸術、ビジュアルアート >
写真

と表示されていますね? ホームの下の「芸術と人文」の中の「視覚芸術、ビジ
ュアルアート」の中の「写真」のところを今見ていますよ、という意味です。こ
れなら複雑なYahooのディレクトリの中でも、自分が今どこにいるかが分かり、
迷子になりません。

「>」で区切られたすべてがリンクになっていて、クリックすれば上のディレク
トリへさっと移動することができます。これがないと、「写真」の場所から、
「視覚芸術、ビジュアルアート」を通過しないで直接「芸術と人文」のリストに
移動することは難しいでしょう。

これが「パンくずインターフェイス」です。捨て子されると察したヘンゼルとグ
レーテルが、家に帰れるように点々とパンくずを落としながら森を歩き、それを
たどって家に帰る物語からつけられた名前です。

ホームページが「グローバルナビゲーション」を持つ以前、96年ぐらいまでは、
多くのサイトがこの形式を採用していたのです。

今では、ほとんどYahoo!にしか残っていないパンくず。そういえばYahoo!にはい
まだにグローバルナビゲーションがありませんからね。これ、けっこう便利なん
です。で、今、またこのパンくずインターフェイスに注目が集まっています。

単純で便利、ということもあります。グローバルナビゲーションでなくこれを採
用しておけば、コーナーを増やす時に、いちいち大きくデザイン変更しないで処
理できるハンドリング性も高いものです。

しかし、今注目されているのは、サーチエンジンがこのリンクをキーワードとし
て非常に重視するから。その理由は、

1)すべてテキストリンクであること。
2)1リンクに1キーワードが基本となっていて、率が高い。
3)BODYタグのすぐ近くに置かれることが多い。

サーチエンジンが重視する要素がすべてここに揃っています。多くのページに
「芸術と人文」というリンクテキストが入っているわけですから、行った先の
「芸術と人文」のリストのページは、「芸術」「人文」の代名詞ページとなる
でしょう。


このパンくずインターフェイスの難点は、

1)常に上の階層しか示さず、同じ階層内の横移動や、下階層へ移れない。
2)他にどんな階層があるのか想像もつかない
3)左上の重要な場所に置く割には、デザイン性が低い。

ということになるでしょう。


こうした点の現代的なデザイン処理の仕方、グローバルナビゲーションとの併
用の方法など、問題解決に向けたウェブデザイナーの努力が必要と感じます。
これがうまくいったとき、企業ホームページは新しい武器を手にすることにな
るでしょう。

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リンクテキストについて、その重要性をご説明しました。
うまく生かして、サイト内の「代名詞ページ」を育成してください。

本年の配信はこれにて終了です。来年も、よろしくお願いいたします。


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【筆者プロフィール】
石井研二(いしい・けんじ) 61年生まれ。有限会社いなかどっとコム代表。
95年から企業ウェブ構築/リニューアル、効果分析で実績を残す。
アクセスログをエクセルで読むのが趣味。
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