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うちのホームページはどうなっているんだ!

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うちのホームページはどーなってるんだ!

Vol.026                       発行/2003.11.06
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▼ サイトをローコストで成功させるハイテクニック(1)
                             筆者/石井研二

■ 1ファイル直せば全部が直る更新運営(1)

ハイテクニック、なんて言うと難しく聞こえるかもしれませんが、実は1回準備
すれば後は楽々、といった感じです。有利なサイト運営法講座の第1回は、「1
ファイル直せば全部が直る」です。

ホームページのデータというのは、1ファイルごとにHTMLに指定を書いてブラウ
ザに読ませることで成り立っています。基本的には、たくさんのページに共通し
て書き込まれている要素でも、いちいち全部のページのデータを書き直してやら
ないと更新できません。それでは大変です。

たくさんのページに共通して入っている要素とは、次のようなものがあります。

1)会社名、ロゴマーク
2)ナビゲーションボタン類
3)共有画像(スペースや罫線や矢印など)
4)著作権表記
5)(来訪者には見えませんが)CSSやJavaScriptの定義部分


会社名やロゴマークはひんぱんに変わるものではありませんが、(2)のナビゲ
ーションボタン類はどんどん変えて、効果を高めていかなければなりません。ボ
タンは

「上下に並んでいると、上のボタンほどクリックされやすい」
「左右に並んでいると、左のボタンほどクリックされやすい」

という基本原則があります。もちろん、来訪者がみんな運動神経だけでクリック
しているわけではありませんから、下の方でも良くクリックされるボタンはあり
ます。ただ、同じボタンがもっと上にあればもっとクリックされているかもしれ
ません。期待しているボタンが下の方になっていると、期待したほどクリックさ
れない、ということになりがちなのです。

ナビゲーションは効果を見ながら、最大の効果が生まれるように順番を入れ替え
たりするものです。実はこのことを考えつかない人がとてもたくさんいます。最
初に決めた順番なんて、ずっとこだわる必要なんてどこにもありません。どんど
ん変えて効果を見れば良いのです。

順番のことより、多くの人が気にするのは「項目の追加」です。

新しい商品ができたから、1つコーナーを増やしたい。SEOで、あるキーワード
でのアクセスを増やしたいから、そのキーワードにまつわるコンテンツを追加し
たい。そう思ったとき、全ページのナビゲーションにさっとボタンを追加できれ
ば、多くの人にそのコンテンツを利用してもらえるでしょう。

ところが、ホームページでは一般に、ナビゲーションの指示は各ページのデータ
に直接書き込まれており、ナビゲーションに1項目追加したいと思ったら、全ペ
ージを修正しないといけないことになってしまいます。1ページ500円で外注
に出しても、500ページあれば25万円! これでは肝心のコンテンツを作る
予算がなくなってしまいます。このために新コンテンツをがまんしている、せっ
かく作ったけどボタンを置いているページが少ないので読者が増えない、といっ
た悩みを多くのウェブマスターさんに聞かされてきました。

1ファイル直せば全ページに変更が反映できる方法を工夫しましょう。このやり
方を確保しておけば、今後どんどんページが増えても、全ページ修正で苦しむこ
とがありません。将来にわたってコストダウンが実現できます。

その方法はたくさんあります。良いものも悪いものも並べてみると、

(1)フレームを使用したサイトにする
(2)ドリームウィーバーテンプレートを使用する
(3)外部ファイルナビゲーションを採用する
   3−1)JavaScriptナビゲーション
   3−2)Flashナビゲーション
(4)プログラムによる動的生成ホームページにする

といったところが代表的です。順番に解説していきましょう。まずは(1)フレ
ームです。


1■ フレームを使用したサイトにする

フレームなら、ナビゲーションだけが載っているHTMLを1つ作っておいて、ナビ
フレームに呼びだせばOKです。変更を加えるときも、そのナビHTML1つを修正す
れば、それが呼びだされているすべてのフレームに変更が反映されます。便利で
すね。

しかし、フレームは現在全くお勧めできません。

第一に、サーチエンジンのロボットが自動巡回しにくい仕組みなので、来訪者の
半数を占めるはずのサーチエンジンからの来訪者が増えないことになります。
第二に、フレームの一部ページだけが直接アクセスされて、ナビゲーションが表
示されないために来訪者が次のページに移動できなかったり、ロゴが表示できな
いために誰のホームページなのか伝えられない、といった致命的な問題が発生し
ます。まさかと思うかもしれませんが、サイトを訪れた人の半数以上が、入口に
なったページだけを見て帰ってしまうサイトも珍しくないのです。


2■ ドリームウィーバーテンプレートを使用する

ホームページ制作のプロが使用する作成ソフト、マクロメディア社「ドリームウ
ィーバー」は非常に優れたソフトです。初心者が使うには難しいという声もあり
ますが、ウェブマスターをやるなら使えるようになりたいツールです。例えば、
強力な検索/置換機能が備わっており、廃品番が出て、この品番に入れ替え、と
いった時、サイト全体を瞬時に検索して、すべて新しい品番に置き換える作業が
できるなど、魅力的なものです。

このソフトの「テンプレート機能」はたいへん強力で、便利なものです。

ページのヘッダ、ナビゲーション、フッタなど、ページのパーツを1つずつテン
プレート化しておけば、ドリームウィーバーはそのパーツがどのページに使われ
ているかを自分で見つけることができるので、テンプレートファイルを1つ変更
すれば、ほぼ自動的に関連する全ページに変更を反映してくれます。あとは、ウ
ェブマスターはそのファイルをサーバに上げるだけ。

難点があるとすれば、自分のパソコンにサイトの完全なデータを置いておくべき
だということと、そのために、複数の人数でバラバラの環境で作業するのが難し
い、ということでしょう。誰かが直したナビゲーションを、別の誰かが古いデー
タで上書きしてしまい、古い状態に戻してしまう恐れがあるわけです。誰かの直
したテンプレートが他の全員の作業環境に手渡されていなければ、そういう事故
が起こります。

1人の運営者がサイト全体を管理するには大変良いのですが、各事業部がそれぞ
れ別の制作会社に頼んだり、自力で更新したりするような環境では、この運営ル
ールを徹底するのは至難の技です。


残る方法論については次回、詳しくご説明しましょう。


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【筆者プロフィール】
石井研二(いしい・けんじ) 61年生まれ。有限会社いなかどっとコム代表。
95年から企業ウェブ構築/リニューアル、効果分析で実績を残す。
新製品『ライバルキーワード分析 クロールキャスト』では
正しいSEOのためのプロセスを提供している。
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