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うちのホームページはどうなっているんだ!

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□ うちのホームページはどーなってるんだ!

□ Vol.033                       発行/2004.10.05
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▼ もう一度、本気でSEO(2)
                             筆者/石井研二

== TODAY'S THEME =======================================================

会社名キーワードでは回数に限度あり!

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 今回はSEOについて、キーワード選びをしっかり考えてみましょう。

 企業が一番勘違いしているのは、ある言葉でSEO対策をすると、人がその言葉
で検索するようになる、と思っていることです。
 そんなバカな、と思われるかもしれません。でも現実には、企業がこんな言葉
で検索されたい、と考えているキーワードはそう考えているとしか思えないぐら
い、不思議なものです。

 企業が真っ先に考えるのは「会社名」「商品名」です。もちろん、会社名で検
索しても商品名で検索しても、その会社のホームページが紹介されないのでは論
外です。でもそれは、SEOというより、普通にホームページの作り方が悪い、と
いうことですから、すぐに直した方が良いでしょう。

 会社名や商品の固有名で検索されたら、その会社が出てくるのが当然。問題は
次の2つです。

1)こうしたキーワードで検索する人は、もともと会社名や商品名を知っている
わけです。そういう人を増やそうと思うと、ウェブ以外の場所であらかじめ知名
度を高めなければなりません。もちろんそれができれば良いと言えば良いのです
が、それができるならウェブでがんばってSEOする意味はあまりありません。

2)結果的に、そうしたキーワードを重視することによって、もっと大切なSEO
ターゲットを逃がしてしまうのです。

 会社名で検索する人は「顧客」とは限りません。今の取引先が事業所の地図を
探して訪れていたり、就職したい学生だったり。企業規模によっては、投資家や
マスコミがひんぱんに訪れていたりするのです。


■ SEOターゲットとすべき「ニーズはあるが、まだ会社名を思いつかない人」

 2番目の点について詳しくご説明しましょう。
 SEOで主にターゲットにするべき相手は、放っておいたら自分の会社や商品を
知らないままの人です。ずっとサイトに来ない人。つまり、何かがほしいと思っ
たときに、あなたの会社や商品を想起しない人です。

 あなたの会社や商品は想起しないが、その分野の商品はほしいと考えている。
こうした人をつかまえるのがSEOなのです。こうした人は、放っておくと、ライ
バル会社のサイトを見つけ、そちらで買い物を済ませてしまうかもしれません。
 それは困りますね。でも、普通に考えたらお分かりいただけると思いますが、
世の中にはそうした検索者の方がはるかに多いのです。つまり...

・スパゲティを食べたいと思っているが、麺の銘柄にはこだわらない
・お歳暮を送りたいけど、どの店で見ようかまだ決めていない

 こういう状態の人をつかまえてこそのSEOなのです。

・パスタはブイトーニと決めている
・お歳暮は三越でないと落ち着かない

 こうした人が増えるのは、ブイトーニさん、三越さんにとって素晴らしいこと
ですが、SEOということとは別物なのです。

 最も重要なSEOの使命は、

1)「パスタを食べたい」と思って検索。
2)ブイトーニのサイトが見つかった。そうか、ブイトーニってあったな。
3)素晴らしいサイトだ、さすがはブイトーニ。
4)帰りにブイトーニを買いに寄ろう。

という順序で来訪者をWめることです。検索時点では、まだ検索者はあなたの会
社を思い出していません。あなたの商品を名指しで買おうとはしていません。

 ところが、「会社名や商品名で検索する人はより積極的なのではないか」とい
う思い込みがあって、会社名でどんどん人を呼びたいと思う人が多いのです。間
違いとは言いませんが、会社名で検索する人には学生や現有取引先が多く、積極
的な顧客は少ししか含まれていないのが実情です。


■ 超有名企業で見る「会社名検索の限度」

・オーバチュア「キーワードアドバイスツール」
http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp

 どのキーワードで1ヶ月にどれぐらい検索されているかの目安が分かる「キー
ワードアドバイスツール」(以下、「KAT」)を使って見てみましょう。KATは、提
携しているYahoo!やMSNで月に何回検索されているか教えてくれるツール。
 Googleが入っていません。参加しているサーチエンジンのシェアが5割とすれ
ば、KATの数値を2倍すれば、日本中で検索されている回数が推計できます。シ
ェア7割5分なら、3分の4倍ですね。

 会社名検索の量には限界があります。企業がSEO対策をすればいくらでも増え
る、というものではないのです。
 超有名企業の名前で、KATで何回と出るか見てみると、

NTT       647,284回
サントリー    198,562回
マイクロソフト  308,746回

 これらの企業のサイトに実際に会社名検索で月に何人来ているか分かりません
が、これが全部、それぞれの会社のカンパニーサイト(企業名.co.jp)に来ると
は限りません。有名企業の方が、もちろんマスコミや投資家、学生の量が多くな
るので、ここに含まれる「望ましい顧客」がどれぐらいか考えてみてください。

 20万回検索されるというのは非常に多いですが、そのうち半数が来るとして10
万、その4分の1が顧客としたら2万5千人が会社名検索で来る顧客ということ
になります。

 これが限界の値だと思って良いでしょう。あなたの会社なら何人を獲得できる
か、ぜひ一度、KATで自社名で検索してみてください。


 では、どんなキーワードで人を呼ぶべきなのか。それは次回に続きます。

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【筆者プロフィール】

石井研二(いしい・けんじ) 61年生まれ。有限会社いなかどっとコム代表。
アクセス解析サービス「サイトグラムPro」で年間3億ページビューを分析し、
多くのサイトのアクセス向上を指南する「日本一のログ読み男」。

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